ライセンスフリーラジオとは

はじめよう!ライセンスフリーラジオ!

「ライセンスフリーラジオ」という言葉を初めて耳にする人もいると思います。
ここでいう「ラジオ」というのは「無線」のことです。
つまり、「資格のいらない無線(機)」ということです。

無線の趣味ですと、資格や免許が必要な「アマチュア無線」のほうがご存じの人が多いと思いますが、先に述べたようにアマチュア無線を楽しむためには、

  • 無線従事者免許証(アマチュア無線技士)・国家資格
  • 無線局免許状

の免許が必要です。
つまり、アマチュア無線は「資格の必要な無線」です。

今回ご紹介するのは、その反対である「資格のいらない無線」です。

「フリーライセンスラジオ」とかいろんな呼ばれ方をされますが、どれも同じ意味合いです。

ライセンスフリー無線を楽しまれている人を「フリラー」といったりします。

無線の何が楽しいのか

無線の楽しみは、興味のない人にとっては、なかなか理解されないと思います。なぜなら、彼らには「時代遅れのコミュニケーションツール」としか思っていないからです。
携帯(スマホ)やインターネットが世の中に浸透した今、「わざわざ無線でコミュニケーションとらなくても」と思われてしまうのです。
携帯各社の電波も、つながらないエリアがどんどん減っていきますしね。

彼らには、「自分で飛ばした電波を相手が受信してくれる楽しみ」や「交信距離を延ばすための工夫が良い結果を得られたときの喜び」や「おもちゃの無線ごっこから一歩踏み出したワクワク感」はわからないのです。

しかし、それが「普通」なんだと思います。
趣味の世界ですので、興味のない人にとっては、無線の趣味をけなしているわけでもなく、バカにしているのでもなく、「本当に」興味がないのだと思います。

今ではYoutubeなどの動画サイトで、無線を楽しんでる姿を視聴することができます。それを見て、興味が湧いた人もいると思います。ボクもその一人です。
もしボクと同じように無線に興味が湧きましたら、ぜひそれを趣味にしていただけたらと思います。

ライセンスフリーラジオを楽しむには

無線を趣味にするにあたって、ライセンスフリーラジオは、(一部を除いて)入手してすぐに楽しむことができますので、とっておきのツールだと思います。
※ ボクの愛用している「デジタル簡易無線登録局」機は、資格は不要ですが、総務省に届出(有料)が必要で、無線局登録状が届いてからでないと使用できないのと、毎年電波使用料を納めないといけないなど、面倒なところもあります。

まずは「ライセンスフリーラジオ」を調べてみてください。
市民ラジオ・特定小電力トランシーバー・デジタル簡易無線・デジタル小電力コミュニティ無線など、いろんな無線機が見つかると思います。
それぞれ特徴が異なりますし、同じ種類の無線機同士でしか交信できませんので、予算や運用スタイルに合わせて選んでいただければと思います。

ももチャンネル! 様