今さらですが、2022年のフィールドデーコンテスト参加記録を残しておこうかと思います。
FD2022
- 主催 一般社団法人 日本アマチュア無線連盟 JARL
- コンテスト名 第65回フィールドデーコンテスト FD
- 開催日時 2022年8月6日(Sat)21時から7日(Sun)15時まで
昨年アマチュア局を再開局したものの、それまでアマチュア無線で交信したことない、ペーパードライバーならぬペーパーハムにとっては、「アマチュア無線のコンテスト」が定期的に開催されていることは知っていたものの、「へー、そんなのあるんだー、へぇ~」くらいにしか思っていませんでした。
そんな出だしではありますが、2021年のフィールドデーコンテストのとき、ちょっとした興味から常置場所(自宅)でワッチ(傍聴)してみると、コンテスト参加者の変調がバンバン聴こえてくるので、5wハンディ機でお声掛けしてみたら、あっさりお相手してもらったのをきっかけに、他の局長さんとも短時間でたくさん交信できることの面白さを知ってしまいました。
そのあと2021年10月に開催された全市全郡コンテスト(ACAG)からは、今度はお声掛けするだけじゃなくて、自分もCQを出してみたら常置場所からでもたくさんの局長さんに遊んでいただき、「もっと交信したい」と熱が入りこんでしまいました。
それからというもの、JARL主催以外のコンテストにも参加してみたり、移動運用でコンテストを楽しむようになったり、コンテストつながりで仲良くしていただける局長さんと出会えたり、普段運用しないバンドでも交信できたり、規約を読み間違えて半分以上得点にならず悔しさを感じたり^^; と、コンテストを通じて無線を楽しませていただいております。
徐々に「コンテスト」というのに慣れてきて、一桁台の順位とか、上から数えたほうが早くコールサインが見つかるくらいにたくさん遊んでもらえることが多くなってきたものの、「入賞」にはまだ実力が足りない感じがありまして…
そんなボクですが、初参戦から一年たった2022年のフィールドデーコンテストにて、ようやく成果が実りました^^
フィールドデーコンテストはその名のとおり、移動運用すると得点が高くなるという、移動運用バンザイ!なコンテストなので、時間ギリギリまで寝てたボクは、運用地に辿り着いたのは19時前。
いくら夏場とはいえ、日が暮れてしまい、写真だとまぁまぁな明るさに見えますが、実際はLEDランタン点けないと辺りがよく見えない感じで、大慌てでコンテストの準備に取りかかります。
ここは、栃木県矢板市にある「県民の森 第一展望台」と名のついたとある山ですが、路面が悪いせいもあってか日中も登ってくる方も少なく、標高も800mくらい?とそこそこのロケーションのはずなんですが、展望台から見えるのは…「山ばかり」…(・・;
電波が下界まで落ちないエリアもあって、飛ぶのか飛ばないのかはっきりしないところです^^; でも、落ち着いて運用できることのほうが大事なので、今回はこちらから遊んでみることにしました。
この日の矢板市は、ドシャブリではないものの、雨がポツポツ降ってしまいました(・・;
東屋があるのが救いではありますが、それでも風も吹いていて、無線機もパソコンもボクも、なんだか湿っぽい?そんな夜を過ごすことになってしまいました。
430MHzからの運用でしたが、プレ運用も順調で、もうそろそろコンテスト開始時刻になろうかなというとき、事件は起きました…
「なんか混信入ってくるようになったなぁ」
おそらく当局の電波が落ちて来ないエリアの局が、コンテストCQ出し始めたようで、当局宛てではない変調も聴こえるようになってしまい、どうしたもんかと悩んでしまいました(・・;
結局、自分から他の周波数に移動することはせず、そのままコンテスト続けましたが^^;
なんか先行き怪しいです…
さすがの屋外です。8月というのに、外気温18度。雨のせいで湿度はMAX!! 肌寒さも感じながら、声だけは張り上げていきます。
クマちゃんやイノちゃんやシカさんが遊びにこないか恐怖に耐えながらのこの時間は、テンションもMAX!!!
当局、コンテスト装備といいますか、ふみたてくんやポールも1基のみなので、出だしはモビホ1本でのスタートでしたが、2m/430だけでは厳しいので、雨が弱まったところで手持ちのアンテナ類と交換しながらの運用でした。
リグも1200MHzだけDJ-G7に任せて、他のバンドは全てIC-705の1台で。
限られた電力を、ロギング用PCとIC-705に全振りします。
そうこうしているうちに、雨も止んでくれて。外も明るくなってまいりました。
LEDランタン、複数持ってきて良かったです。東屋内を1晩灯すにしても、1基だけでは暗すぎて怖すぎ~ToT
日中は、展望台からハンディホイップで1200MHzのほうで少しだけ遊んでもらい、またすぐに東屋に戻って運用してました。
相手局さんの設備のおかげで何とか交信できただけで、自分の設備じゃ全然飛ばない…
昼前にはレジャーできたOMが話しかけてくれたりしてくれて、何とかALL TIME運用することができました^^
というより、こんな天候で寝られませんでした(XoX)
というより、より! 長丁場のコンテスト、CQマシンに頼ることも多く、変調出してないもんだと思われたのか、そのタイミングでお声掛けいただいたんですよね…
コンテストじゃない日でしたら、フリートークで盛り上がりたいところなんですが…
コンテスト参加してるのわかっていらっしゃるようでしたら、できればそっとしておいていただけるとありがたいですToT
いろいろあった初の移動運用のフィールドデーコンテストでしたが、コンテスト後のやりきった感と眠気を感じつつ、無事下山することができました^^
コンテスト中、ごサービスいただいた各局、大変お世話になりました。
おかげさまで…
結果発表
CALL : JK1FUN/1 CONTEST : 2022 フィールドデーコンテスト Band QSOs Pts Multi 7MHz 20 20 15 21MHz 6 6 6 50MHz 70 70 10 144MHz 71 71 9 430MHz 129 129 9 1200MHz 3 3 2 -------------------------- Total 299 299 51 Score : 299x51x2=30,498点
- 部門:電話
- 種目:シングルオペ・オールバンド
- 順位:6位
ギリギリではありましたが、入賞することができました^^
初のアマチュア無線のコンテスト入賞ということもあり、何か特別な記念を残したいと思った当局は…
JARL栃木県支部が開催の「2023とちぎハムの集い」にJARL髙尾会長(JG1KTC)がいらっしゃることを確認し、2月に届いた賞状を手に、栃木県宇都宮市にある栃木県総合教育センターへ出向き、お帰りになるところを無理いって記念写真撮影していただきました。
快く了承してくださり、どうもありがとうございました^^
【左:当局(JK1FUN) 右:髙尾会長(JG1KTC)】身長差は気にしないでください。きっと遠近法のせいです^^;
まだまだ未熟者ではありますが、コンテストに参加する度に学ぶことが多々あり、同時に次回に活かしたいことも増えるばかりで、「もういいか!」となるのはいつになることか^^;
最後にResult掲載して締めくくりたいと思います。
また次回のコンテストでもお会いしましょう^^ GL!
Result
設備
- RIG:
・ICOM IC-705
・ALINCO DJ-G7 - ANT:
・HF-> DIAMOND ROD RHM8B + 7.5m LW
・50MHz-> Radix 2ele V型HB9CV RY-62V
・144MHz-> Radix 3ele YAGI RY-144M3/Ⅱ
・430MHz-> 神奈川ハムセンター SwissQuad NEW MK-4WD
・144/430MHz-> Diamond Whip SG7900
・1200MHz-> Diamond Whip SRH951S
次回参加する自分へのメッセージ
- HFはちゃんと張ったダイポール使えば、もっとマルチ稼げたし、飛んでったんじゃなかろうか?
- 標高あるところからなら、無理に2m/430は八木使わなくても長ーいモビホだけでも十分じゃなかろうか?と思ってたけど、今回交信数が少ないので、一本で戦うのは厳しいかな…
- ふみたてくん&ポールx2基で運用するにして、組み合わせは考えておかないとね
- 1200MHzは、将来のボクはモビホか八木か、どちらを使うのだろうか…
- もっと早く現地入りしようね^^;