地元である栃木県支部の「栃木コンテスト」って、6Dと同日開催なんですよね。前回は6Dしか頭になかったのですが、近隣支部のコンテストにちょびちょび顔を出しといて地元はほったらかしなのもどうかと思い、今年は栃木コンテストと6Dの両方とも参戦することにいたしました。
栃木コンテストは、個人局で参加すると144/430MHzのシングルバンドでのエントリーとなるため、常置場所からでは144MHzしか参加できませぬ(T_T)
6DではPA部門で参戦するとオールバンドしか選択肢がないため、必然的に移動運用の必要があります。
栃木コンテストも6Dも、同じ設備でいきます。
この日は雨予報。午前中に出発し、12時30分前に栃木県日光市へ到着するも、すでに雨が。雨宿り先としてテントたててから設営していきます。
50MHz: フルサイズ V-DP
144/430/1200MHz: 10ele YAGI
サブとして、今までコンテストで頑張ってくれたSG7900もセッティング
本当は50MHzは4ele HB9CVで参戦する予定でしたが、1エリアAMコンテストで持ち出したときに、部品の欠損があったのをすっかり忘れており、組み立てられず(T_T)
仕方なく、常載していた28/50MHzのDPを50MHzにセッティングし使うことに。
ここまでセッティングするのに2時間30分くらいでしょうか…
今回、シングルバンドのアンテナが多いことから、トリプレクサ使って同軸本数を減らそうと考えていたのですが、接続しながらアンテナの調整をしてたらビックリ! 一番長い5D-FB-LITEケーブルのSWRが高すぎる… 逝ってしまわれたのですね…
やっぱりLITEケーブルは移動運用に適しませんね。これを機会に破棄することにしました。
144/430MHzのメインとして八木をセレクトするのは初めてなので、どのような結果をもたらしてくれるか楽しみでもあります。
第25回 栃木コンテスト
- 主催 JARL 栃木県支部
- 開催日時 2023年7月1日(Sat) 17時から20時まで
- 参加種目 個人局 電話部門 シングルバンド 430MHz
2mか430か、どちらで参加するか当日も悩んでいたのですが、何とか入賞することだけを目標に、昨年の結果から見て「430MHzのほうが参加者多そうだなぁ。1位が無理でも2位いけるんじゃないかなぁ」というテキトーな考えにより参加バンドを決めましたw
30分前くらいからプレ運用を開始したのですが、さすがは土曜日の17時前ですね。空き周波数を探す度、聞きたくもないダントラ交信がチラホラ聞こえてきます…
6Dの時間帯になれば聞こえなくなるのでしょうが、430MHzこういうところに気を使います。
出だしのほうに、何やら当局に向けてであろうヤジを確認したのですが、コールサインもなく正規局からなのか違法局からなのか判別できませんが、必ずこういうのに出くわします…
気にせずコンテストに参加していたので詳細はわかりませんが、聞きとれた範囲だと「本当に栃木からなのか」「男なのか」とこんな話だったと思います。
栃木コンテスト中は、そのあとに控えた6Dの為にバッテリー残量を気にして5W QRPでの運用でしたが、八木の効果か飛び過ぎたのを嫉妬されたのかw
ボクと交信された方ならお気づきのとおり、地声が高めなので、まれにYL局と間違えられてしまうことがあります。決してOMを騙してお色気作戦で攻めているわけじゃないのですが(^^;
必ずといってよいほど、無線で楽しんでいると、変な人に出会ってしまうことがあります。
でもそんなの気にしてたら何もできなくなってしまいます。
「なんか雑音が聞こえるな」そんな程度の認識で良いでしょう^^
※ 勘違いしないでくださいね。周波数チェックもロクにせず運用した結果「混信してるよ!」と言われてるのに放置しても良いとか、そんな話をしているのではありませんよ
結果から考えると、やっぱり皆さん6Dがメインで考えてるからか、この時間帯は呼んでくれる局長さんが少ない印象です。
それでも2分に1局と交信できたのはFBロケーションのおかげでしょうか。
「モービル移動です」とお声掛けいただける局長さんもいらっしゃったので、430MHzを選択したのは結果として良かったと思っています。
◆ Multi 07014 100102 100103 100104 100105 100109 100111 100112 100116 100119 100122 1003 1006 1011 1013 1023 1026 1030 1101 110107 110108 110109 110110 110113 110115 1102 110302 110304 1104 1106 1201 120102 120103 120105 120106 1202 1211 1212 1217 1221 1222 1227 1231 1236 13002 13004 13008 1302 1303 1315 1317 1318 1319 1321 1325 1327 1328 1331 1332 1334 1336 134402 134407 1404 1410 1417 1424 15004 15005 15006 15008 1501 1502 1503 1505 1511 1516 16003 1602 1604 1609 1805 1823 Worked 83 JCC/JCG
福島・東京・神奈川・千葉・埼玉・茨城・栃木・群馬・静岡と、ビーム方向固定でも結構飛んでってくれるの良いですね! もしこれが15eleだった場合、半値角がさらに狭くなってしまうので、これくらいがボクには扱いやすいかも。
CALL : JK1FUN/1 CONTEST : 栃木コンテスト 2023 Band QSOs Pts Multi 430MHz 102 102 83 -------------------------- Total 102 102 83 Score : 102x83=8,466点
昨年の栃木コンテストの結果を見ると、優勝者は2,842ptsだったので、三倍近いスコアを叩き出せたでしょうか?! 結果発表が楽しみです^^
続いて…
6D 2023
- 主催 JARL
- コンテスト名 第53回6m AND DOWN コンテスト
- 開催日時 2023年7月1日(Sat)21時から2日(Sun)15時まで
- 参加部門 電話部門 シングルオペ オールバンド PA
栃木コンテストを終えて、そのまま430MHzでRUNしようと思い、ぶっ続けで運用してました^^;
出だし快調だったのですが、ここにきて雨足が強くなってしまい、テントクローズで運用してました。やっぱり移動運用だとテント必須かなぁ。何とかビチョビチョにならず運用することができました(・・;
結果からいうと、もう出だしサイコーでした^^
昨年は標高2,300m?の山からの運用でしたが、今回は1,000m超え(だったはず)で、出だし1.8QSO/minで、ときには1分で3QSOできてました。
ボクがコンテスト慣れしてきたことも要因の一つではあると思いますが、ロケーションに助けられたと考えるべきでしょう。
昨年のスコアと重ねてみても、出だしで大きく稼げたのがよくわかります。
栃木コンテストへの参加もあって、眠さが限界に達し、深夜2時過ぎに「クマさんに食べられませんように>_<」と、不安になりながらも仮眠を取ったせいで平行線を辿っておりますが、返ってここで寝ておいて良かったと思ってます。
外が少し明るくなってきて自然と目が覚めました。寝袋に入ってからすぐは寝られませんでしたが、いつも間にか寝てたことに気付いた瞬間でした。
泊りがけの移動運用には、こういうご褒美も得られますよね。
早起きして出かけるのが苦手なボクですが、自然の中だとわりと起きられますw
トータルで栃木のお山からV/Uで遊んで、0・1・2・6・7エリアと交信することができ、大変満足しております。
50MHzがDPでの運用となってしまったのが残念ではありましたが、それでも、
これだけの都県と交信でき、「この地に来てよかった~」と改めて思いました。
ベテランOMだと、50MHzでもっとマルチを稼げると思うので、今後の課題ですねー。
というか心残りですね。せめて2ele HB9CVがあれば、もう少し楽しかったと思うのです…
6Dのほうでも、運用トラブルがありまして…
430MHzでRUN中に(しかも同周波数1時間以上使ってる中で)急に「○○さ~ん、もうちょっと右寄せて車停めないと」とか変調が聞こえるようになっちゃうもんですから^^;
こちらがビームパターン変えたとかならわかるのですが、そういうわけでもなく、こちらがコンテストCQ出しててもお構いなしに続けられちゃうので、せっかく呼んでくれた局が取れないなんて事態も。
IC-705内蔵プリ入れてS3くらいの信号だったので、混信相手局にはボソボソとしか聞こえていなかったのかもしれませんが、430MHzもフリーダムの世界ですね(・・;
いやぁ、しかし暑かった^^; 天気がコロコロ変わりすぎて、9時35分時点で外気温31度の湿度47%でした…
さすがに疲れがピークに達してしまい、13時過ぎには撤収作業を開始しました。
モビホだけは最後まで残しておき、最後にお声掛けだけして、コンテスト終了となりました。
午後になると、交信済みの局長さんしかいないと思いきや、他のバンドで頑張ってた方が違うバンドで出られてたり、午後からしか参加しない方もいらっしゃるのか、交信するチャンスがありました。
「最後まで頑張る」とはいいますが、CQ出して頑張るほうじゃなくて、バンドの端から端までのぞいていくってのも大事ですね。
おかげさまで…
CALL : JK1FUN/1 CONTEST : 2023 6m AND DOWN コンテスト Band QSOs Pts Multi 50MHz 118 118 15 144MHz 104 104 10 430MHz 310 310 10 1200MHz 46 46 8 -------------------------- Total 578 578 43 Score : 578x43=24,854点
あざました! 昨年とは大違いの大収穫^^
1200MHzではDJ-G7のバッテリーが無くなってしまうほど繋がりました!w
次は、FDですね。
おそらくFDのときは、同じ場所では運用できないかもしれませんね(先客居そう^^;
次こそは、50MHz 4ele HB9CV で運用するぞー!
サブとして用意してたモビホも、実は大活躍してくれました。 時折切替えながら運用できたおかげで、QSOsが稼げたような気がしています。気がしているだけです。ボクのビームの使い方が悪いだけかもしれません。やっぱり無指向性アンテナのほうが使いやすいな^^;
■EBいただいた各局へ
- とちぎFB21局さん 勘だけで会いに来てくれてありがとうございました(爆) さらっとCB機でさっぽろ局との交信見せつけられました!(しかも一発ピックアップ!しびれます)
- JP1XPS局さん お初でした^^ 合間をぬっての勝雲山からのオンエアはいかがでしたでしょうか? またどこかでお会いしましょう^^
- JI1IHY局さん お初でした^^ せっかくお越しになったのに、ゆっくりお話できず申し訳ありません>_< またどこかでお会いした際は、のんびりお話しましょう♪
次回参加する自分へ一言
- IC-705を10Wで使っても、Jackery 400 のバッテリーを使い切ることはなかったと思うので、次回から鉛バッテリーはいらないんじゃなかろうか
- DJ-G7には予め電源つないでおかないとダメだなぁ
- 普段使わないアンテナは、事前に組立できるか確認してから持ち込まないと(・・;