第25回栃木コンテスト&第53回6m AND DOWN コンテスト

地元である栃木県支部の「栃木コンテスト」って、6Dと同日開催なんですよね。前回は6Dしか頭になかったのですが、近隣支部のコンテストにちょびちょび顔を出しといて地元はほったらかしなのもどうかと思い、今年は栃木コンテストと6Dの両方とも参戦することにいたしました。

栃木コンテストは、個人局で参加すると144/430MHzのシングルバンドでのエントリーとなるため、常置場所からでは144MHzしか参加できませぬ(T_T)
6DではPA部門で参戦するとオールバンドしか選択肢がないため、必然的に移動運用の必要があります。

栃木コンテストも6Dも、同じ設備でいきます。

この日は雨予報。午前中に出発し、12時30分前に栃木県日光市へ到着するも、すでに雨が。雨宿り先としてテントたててから設営していきます。

50MHz: フルサイズ V-DP
144/430/1200MHz: 10ele YAGI
サブとして、今までコンテストで頑張ってくれたSG7900もセッティング

本当は50MHzは4ele HB9CVで参戦する予定でしたが、1エリアAMコンテストで持ち出したときに、部品の欠損があったのをすっかり忘れており、組み立てられず(T_T)
仕方なく、常載していた28/50MHzのDPを50MHzにセッティングし使うことに。

ここまでセッティングするのに2時間30分くらいでしょうか…
今回、シングルバンドのアンテナが多いことから、トリプレクサ使って同軸本数を減らそうと考えていたのですが、接続しながらアンテナの調整をしてたらビックリ! 一番長い5D-FB-LITEケーブルのSWRが高すぎる… 逝ってしまわれたのですね…
やっぱりLITEケーブルは移動運用に適しませんね。これを機会に破棄することにしました。

144/430MHzのメインとして八木をセレクトするのは初めてなので、どのような結果をもたらしてくれるか楽しみでもあります。


第25回 栃木コンテスト

  • 主催 JARL 栃木県支部
  • 開催日時 2023年7月1日(Sat) 17時から20時まで
  • 参加種目 個人局 電話部門 シングルバンド 430MHz

2mか430か、どちらで参加するか当日も悩んでいたのですが、何とか入賞することだけを目標に、昨年の結果から見て「430MHzのほうが参加者多そうだなぁ。1位が無理でも2位いけるんじゃないかなぁ」というテキトーな考えにより参加バンドを決めましたw

30分前くらいからプレ運用を開始したのですが、さすがは土曜日の17時前ですね。空き周波数を探す度、聞きたくもないダントラ交信がチラホラ聞こえてきます…
6Dの時間帯になれば聞こえなくなるのでしょうが、430MHzこういうところに気を使います。

出だしのほうに、何やら当局に向けてであろうヤジを確認したのですが、コールサインもなく正規局からなのか違法局からなのか判別できませんが、必ずこういうのに出くわします…
気にせずコンテストに参加していたので詳細はわかりませんが、聞きとれた範囲だと「本当に栃木からなのか」「男なのか」とこんな話だったと思います。

栃木コンテスト中は、そのあとに控えた6Dの為にバッテリー残量を気にして5W QRPでの運用でしたが、八木の効果か飛び過ぎたのを嫉妬されたのかw

ボクと交信された方ならお気づきのとおり、地声が高めなので、まれにYL局と間違えられてしまうことがあります。決してOMを騙してお色気作戦で攻めているわけじゃないのですが(^^;

必ずといってよいほど、無線で楽しんでいると、変な人に出会ってしまうことがあります。
でもそんなの気にしてたら何もできなくなってしまいます。
「なんか雑音が聞こえるな」そんな程度の認識で良いでしょう^^

※ 勘違いしないでくださいね。周波数チェックもロクにせず運用した結果「混信してるよ!」と言われてるのに放置しても良いとか、そんな話をしているのではありませんよ

結果から考えると、やっぱり皆さん6Dがメインで考えてるからか、この時間帯は呼んでくれる局長さんが少ない印象です。
それでも2分に1局と交信できたのはFBロケーションのおかげでしょうか。
「モービル移動です」とお声掛けいただける局長さんもいらっしゃったので、430MHzを選択したのは結果として良かったと思っています。

◆ Multi
 07014 	 100102	 100103	 100104	 100105	 100109	 100111	
 100112	 100116	 100119	 100122	 1003  	 1006  	 1011  	
 1013  	 1023  	 1026  	 1030  	 1101  	 110107	 110108	
 110109	 110110	 110113	 110115	 1102  	 110302	 110304	
 1104  	 1106  	 1201  	 120102	 120103	 120105	 120106	
 1202  	 1211  	 1212  	 1217  	 1221  	 1222  	 1227  	
 1231  	 1236  	 13002 	 13004 	 13008 	 1302  	 1303  	
 1315  	 1317  	 1318  	 1319  	 1321  	 1325  	 1327  	
 1328  	 1331  	 1332  	 1334  	 1336  	 134402	 134407	
 1404  	 1410  	 1417  	 1424  	 15004 	 15005 	 15006 	
 15008 	 1501  	 1502  	 1503  	 1505  	 1511  	 1516  	
 16003 	 1602  	 1604  	 1609  	 1805  	 1823  	

 Worked 83 JCC/JCG

福島・東京・神奈川・千葉・埼玉・茨城・栃木・群馬・静岡と、ビーム方向固定でも結構飛んでってくれるの良いですね! もしこれが15eleだった場合、半値角がさらに狭くなってしまうので、これくらいがボクには扱いやすいかも。

 CALL : JK1FUN/1
 CONTEST : 栃木コンテスト 2023

  Band   QSOs   Pts  Multi
 430MHz   102   102   83
--------------------------
 Total    102   102   83

Score : 102x83=8,466点

昨年の栃木コンテストの結果を見ると、優勝者は2,842ptsだったので、三倍近いスコアを叩き出せたでしょうか?! 結果発表が楽しみです^^

続いて…


6D 2023

  • 主催 JARL
  • コンテスト名 第53回6m AND DOWN コンテスト
  • 開催日時 2023年7月1日(Sat)21時から2日(Sun)15時まで
  • 参加部門 電話部門 シングルオペ オールバンド PA

栃木コンテストを終えて、そのまま430MHzでRUNしようと思い、ぶっ続けで運用してました^^;

出だし快調だったのですが、ここにきて雨足が強くなってしまい、テントクローズで運用してました。やっぱり移動運用だとテント必須かなぁ。何とかビチョビチョにならず運用することができました(・・;

結果からいうと、もう出だしサイコーでした^^
昨年は標高2,300m?の山からの運用でしたが、今回は1,000m超え(だったはず)で、出だし1.8QSO/minで、ときには1分で3QSOできてました。
ボクがコンテスト慣れしてきたことも要因の一つではあると思いますが、ロケーションに助けられたと考えるべきでしょう。

昨年のスコアと重ねてみても、出だしで大きく稼げたのがよくわかります。
栃木コンテストへの参加もあって、眠さが限界に達し、深夜2時過ぎに「クマさんに食べられませんように>_<」と、不安になりながらも仮眠を取ったせいで平行線を辿っておりますが、返ってここで寝ておいて良かったと思ってます。

外が少し明るくなってきて自然と目が覚めました。寝袋に入ってからすぐは寝られませんでしたが、いつも間にか寝てたことに気付いた瞬間でした。

泊りがけの移動運用には、こういうご褒美も得られますよね。
早起きして出かけるのが苦手なボクですが、自然の中だとわりと起きられますw

トータルで栃木のお山からV/Uで遊んで、0・1・2・6・7エリアと交信することができ、大変満足しております。
50MHzがDPでの運用となってしまったのが残念ではありましたが、それでも、

これだけの都県と交信でき、「この地に来てよかった~」と改めて思いました。
ベテランOMだと、50MHzでもっとマルチを稼げると思うので、今後の課題ですねー。
というか心残りですね。せめて2ele HB9CVがあれば、もう少し楽しかったと思うのです…

6Dのほうでも、運用トラブルがありまして…
430MHzでRUN中に(しかも同周波数1時間以上使ってる中で)急に「○○さ~ん、もうちょっと右寄せて車停めないと」とか変調が聞こえるようになっちゃうもんですから^^;
こちらがビームパターン変えたとかならわかるのですが、そういうわけでもなく、こちらがコンテストCQ出しててもお構いなしに続けられちゃうので、せっかく呼んでくれた局が取れないなんて事態も。
IC-705内蔵プリ入れてS3くらいの信号だったので、混信相手局にはボソボソとしか聞こえていなかったのかもしれませんが、430MHzもフリーダムの世界ですね(・・;

いやぁ、しかし暑かった^^; 天気がコロコロ変わりすぎて、9時35分時点で外気温31度の湿度47%でした…

さすがに疲れがピークに達してしまい、13時過ぎには撤収作業を開始しました。
モビホだけは最後まで残しておき、最後にお声掛けだけして、コンテスト終了となりました。

午後になると、交信済みの局長さんしかいないと思いきや、他のバンドで頑張ってた方が違うバンドで出られてたり、午後からしか参加しない方もいらっしゃるのか、交信するチャンスがありました。
「最後まで頑張る」とはいいますが、CQ出して頑張るほうじゃなくて、バンドの端から端までのぞいていくってのも大事ですね。

おかげさまで…

 CALL : JK1FUN/1
 CONTEST : 2023 6m AND DOWN コンテスト

  Band   QSOs   Pts  Multi
 50MHz    118   118   15
 144MHz   104   104   10
 430MHz   310   310   10
 1200MHz   46    46    8
--------------------------
 Total    578   578   43

Score : 578x43=24,854点

あざました! 昨年とは大違いの大収穫^^
1200MHzではDJ-G7のバッテリーが無くなってしまうほど繋がりました!w

次は、FDですね。
おそらくFDのときは、同じ場所では運用できないかもしれませんね(先客居そう^^;

次こそは、50MHz 4ele HB9CV で運用するぞー!

サブとして用意してたモビホも、実は大活躍してくれました。 時折切替えながら運用できたおかげで、QSOsが稼げたような気がしています。気がしているだけです。ボクのビームの使い方が悪いだけかもしれません。やっぱり無指向性アンテナのほうが使いやすいな^^;


■EBいただいた各局へ

  • とちぎFB21局さん 勘だけで会いに来てくれてありがとうございました(爆) さらっとCB機でさっぽろ局との交信見せつけられました!(しかも一発ピックアップ!しびれます)
  • JP1XPS局さん お初でした^^ 合間をぬっての勝雲山からのオンエアはいかがでしたでしょうか? またどこかでお会いしましょう^^
  • JI1IHY局さん お初でした^^ せっかくお越しになったのに、ゆっくりお話できず申し訳ありません>_< またどこかでお会いした際は、のんびりお話しましょう♪

次回参加する自分へ一言

  • IC-705を10Wで使っても、Jackery 400 のバッテリーを使い切ることはなかったと思うので、次回から鉛バッテリーはいらないんじゃなかろうか
  • DJ-G7には予め電源つないでおかないとダメだなぁ
  • 普段使わないアンテナは、事前に組立できるか確認してから持ち込まないと(・・;

翌年の6D&栃コン

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